誤嚥を防止するためのポイント

query_builder 2023/06/28
コラム
16

高齢者は、加齢や病気などの影響で食べ物や飲み物が気管に入ってしまう「誤嚥」のリスクが高くなります。
誤嚥は、肺炎や窒息などの重大な合併症を引き起こす可能性があるため、十分な対策が必要です。
そこで今回は、高齢者の誤嚥を予防するためのポイントについて解説します。
▼誤嚥を防止するためのポイント
■食事の形態や量を調整する
食事は固さや粘り気などの形態によって、誤嚥のしやすさが変わります。
一般的には、固すぎず柔らかすぎず、適度に粘り気があるものが誤嚥しにくいとされています。
また、食事の量も適切に調整することが大切です。
一度に口に入れる量は少なめにし、ゆっくりと噛んで飲み込むようにしましょう。
■食事中の姿勢や動作に注意する
食事中は、背筋を伸ばして正しい姿勢で座ることが重要です。
首を前に曲げたり横向きにしたりすると、気管が開いてしまい誤嚥しやすくなります。
また、急いだり話しながら食べたりすると、喉の筋肉がうまく働かず誤嚥につながります。
食事中は落ち着いた雰囲気で、時間をかけて食べるように心がけましょう。
■口腔ケアや咽頭運動を行う
口腔ケアは、口の中の細菌や汚れを除去することで、誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。
歯磨きやうがいだけでなく、舌や頬の清掃も行いましょう。
また、咽頭運動を行い喉の筋肉を鍛えることで、飲み込み機能を向上させます。
▼まとめ
誤嚥を予防するためのポイントは主に以下の3つです。
・食事の形態や量を調整する
・食事中の姿勢や動作に注意する
・口腔ケアや咽頭運動を行う
誤嚥は肺炎や窒息などの重大な合併症を引き起こす可能性があるため、しっかり対策しましょう。

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