車椅子に移乗する際のコツ | コラム | ブログ | 茨城県水戸市 東水戸駅【ライフケアサービス びーなす】

車椅子に乗り降りする時は、落下や転倒に気を付ける必要があります。
高齢の方は筋力やバランスが低下していることも多いため、とくに注意が必要です。
そこで今回は、高齢者が車椅子に移乗する際のコツをご紹介します。
▼車椅子に移乗する際のコツ
■車椅子と移乗先の間隔を調整する
車椅子と移乗先の間隔は、できるだけ近くすることが大切です。
しかしあまり近すぎると、車椅子のタイヤやアームレストにぶつかってしまう可能性があります。
うまく距離感を調節して、移乗しやすい位置を見つけましょう。
移乗先の高さに合わせ、車椅子のシートを上げたり下げたりすることも有効です。
■車椅子を固定する
車椅子から移乗するときは、車椅子が動かないように固定することが重要です。
まず、ブレーキをかけてタイヤが回らないようにします。
次に、アームレストやフットレストを外したり折りたたんだりして、移乗の邪魔にならないようにしましょう。
■移乗補助器具や介助者を利用する
自力で移乗できない場合は、移乗補助器具の利用や介助を手伝ってもらうことがおすすめです。
移乗補助器具とは、移乗の際に体を支えたり滑らせたりすることで負担を軽減するものです。
家族や介護士など手伝ってくれる人がいる場合は、遠慮せず頼りましょう。
▼まとめ
安全に車椅子の移乗を行うためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
・車椅子と移乗先の間隔を調整する
・車椅子を固定する
・移乗補助器具や介助者を利用する
1人で移乗できる場合は工夫して自力で行うことが大切ですが、難しい場合は遠慮せず周りに頼りましょう。