床ずれを予防するための方法 | コラム | ブログ | 茨城県水戸市 東水戸駅【ライフケアサービス びーなす】

長時間同じ姿勢で寝たり座ったりすると、皮膚に圧力がかかり血流が悪くなることで床ずれ（褥瘡）を起こしやすくなります。
床ずれは痛みや細菌感染のリスクが高く、元の状態に戻るまで時間がかかるため、予防することが大切です。
そこで今回は、高齢者の床ずれを予防する方法について解説します。
▼高齢者の床ずれを予防する方法
■定期的に姿勢を変える
床ずれを予防するためには、定期的に姿勢を変えることが大切です。
一般的には、2時間ごとに姿勢を変えることが推奨されます。
また、枕やクッションなどを使って、圧力がかかる部位を支えたり隙間を埋めたりすることも効果的です。
■皮膚の洗浄と保湿を行う
皮膚は汗や尿などで汚れると、細菌の増殖や炎症を引き起こしやすくなります。
また、乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激に弱くなります。
これらの状態は床ずれの発生や悪化につながるため、皮膚の洗浄と保湿を行うことが重要です。
こまめに皮膚の汚れを拭き取り、保湿クリームなどを塗りましょう。
■バランスの良い食事と十分な水分摂取を心がける
皮膚は栄養素や水分が不足すると弾力や強度が低下し、傷つきやすくなります。
また水分は血液の循環や代謝を促進し、皮膚の健康を保ちます。
そのため、床ずれを予防するにはバランスの良い食事と、十分な水分摂取を心がけましょう。
▼まとめ
床ずれを予防するには、以下の方法を実践するのがおすすめです。
・定期的に姿勢を変える
・皮膚の洗浄と保湿を行う
・バランスの良い食事と十分な水分摂取を心がける
床ずれは痛みや感染のリスクが高くなるため、適切な対策をして予防しましょう。